金重陶陽 備前菊紋銚子 高さ 12.5 横 22 底径 7.3

昭和10年頃の作。陶陽の銚子と言えば多く本に紹介された千段巻のものがほとんどで菊散らしは数も少なく珍しい。
製作年数からいえばすでに80余年の時を経て無傷であることの方が奇跡と言えよう。
伊部一の細工師と言われた陶陽らしく極限まで薄くひいたロクロに菊を散らし提手を付け耐火度の低い
備前の土を丁寧に焼き締めていく。そんな陶陽の気品ある細工物の逸品。